人気カメラマン・魚住誠一さんが教える ポートレート写真を生かす「MyBook」作成術

撮影協力 : pile cafe DAIKANYAMA
MyBookとは?
デジカメ写真をダウンロード無料の専用ソフトを使用して、
「オリジナル写真集(フォトブック)」が、誰でも、1冊から、簡単に作成できるサービスです。

写真の腕を上げたいなら、「MyBook」を作るべき。

はじめて「MyBook」を作り実物を手にしたときに、いまやアマチュアでもプロと同じレベルでポートレート写真集が作れる時代になったことを実感しました。

僕は、最先端のカメラを買うよりも、「MyBook」を10冊作った方がずっと写真の腕が上がると思います。やっぱり人の目を意識することは大切ですからね。

他社でフォトブックを作ったこともあるんですが、「MyBook」は、印刷や紙のクオリティがずば抜けて高い。カラーマネジメントができるモニターで作業すれば、その通りの色で印刷されます。

現物を見て、「あれ、こんなはずじゃなかったのに」ということがない。

フォトブックの表紙を開くと、1ページ目に厚めのトレーシングペーパーが来るのもいいですね。すごく上品でおしゃれな印象です。
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重要なのはストーリー。写真集の仕上がりに直結します。

ポートレート写真集を作るにあたっては、いくつかのポイントがあります。まず、撮る前にストーリーやテーマを考えること。僕の場合は、以前付き合っていた彼女と1年ぶりに会って、半日デートを楽しむという物語を考えました。

東京駅で待ち合わせをしたら雨が降ってきたので秋葉原に移動し、街をふたりで歩いているうちに雨があがって日が差してきた、という流れです。タイトルは「I Only Want To Be With You」。デートの最後に彼女と手をつなげるかな、どうかなと考えながら、街歩きを楽しむ彼女の表情を写真におさめてみました。結局、手はつないでもらえませんでしたが(笑)。

ストーリーは撮影の前日に考えました。僕は、このストーリーの有無が写真集のクオリティをかなり左右すると思っています。
MyBookの印刷・製本クオリティ
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“ドキッ”としたら、躊躇せずに撮る!

写真を撮るときには、彼女の顔を真正面から見ている自分のほかに、もうひとり別の自分が立っていると思って、前後左右、いろいろな角度から撮りましょう。映画では、複数のカメラで俳優を撮影しますよね。あれと同じ要領です。

そして、彼女を見て“ドキッ”としたパーツや表情があったらすかさず撮ること。唇が可愛いなと思ったら、躊躇せずアップで撮る。もちろん、顔のパーツをいきなりどアップで撮ったりするわけですから、ふたりの間に信頼関係が必要なことは言うまでもありません。
撮った写真の中から必要な枚数を絞り込む作業は、撮影から少し時間が経って、気持ちが落ち着いてからの方がいいでしょう。撮影時の感動や興奮が残っていると、客観的な目で判断できないからです。

セレクトした写真を並べていく際には、設定したストーリーに沿って、まずは前半と後半に使用する写真を選びましょう。総ページ数の1~2割の枚数をそれぞれ前半と後半に入れ、その後で中間のページに使う写真を当てはめていきます。80ページの「MyBook」だったら、だいたい前半15ページ、後半15ページ。真ん中の50ページは後から入れて、フォトブック全体の帳尻を合わせていくわけです。

1ページ目から順に並べていくと、絶対途中で息切れします(笑)。僕も、62ページあたりで挫折しそうになりました。最初と最後を先に決める。これが無理のない方法です。1冊作ると、「もっとこんな風にできたのに」と思って、また作りたくなるはず。創作意欲が上がりますよ。
MyBookのポートレート作品
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「MyBook」作成のポイント
MyBookの種類と価格「MyBook Editor」ダウンロード
商品ラインナップは221種類。サイズの種類は、手のひらサイズから30センチ四角まで、ページ数も10~100ページからお選びいただけます。
思い通りのポートフォリオや作品集・写真集が、簡単に楽しく作れる編集ソフト「MyBookEditor」は、無料でお試しいただけます。
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魚住誠一(うおずみ せいいち)…1963年愛知県生まれ。高校時代はインディーズ・ロック・バンドで活動。渡米後、スタジオ・アシスタントを経て1994年に地元・名古屋でフリーとして活動開始。1997年に拠点を東京に移し、ファッション雑誌、音楽雑誌、スポーツ雑誌、ブライダル雑誌、カメラ雑誌等でポートレートを発表。ロングセラーとなった「おしゃれなポートレイトの撮り方 1~5」(マーブルトロン)のほか、「ポートレートスタイル」、「デジタル一眼レフで撮るレベルアップポートレート講座DVD」等の著書がある。 公式サイト : http://www.zoomic.jp/

モデル : 大部彩夏(おおぶ あやか)…1990年8月31日生まれ、東京都出身。舞台、映像、スチール、ラジオなど幅広く活動。2011年、魚住誠一氏のモデルとして「ポートレート専科 -2011-」に登場。2010年から撮影したポートレートを凝縮した私的写真集「UOZUMI VS. AYAKA」を2012年3月に発売。2010年100人の中からオーディションで選ばれた6人組の清純派ヒップホップアイドルユニット「tengal6」に加入。2012年8月からアイドル専門レーベル T-Palette Recordsに所属するのを機に「lyrical school」にグループ名を変更し活動中。